第117回足利トーストマスターズクラブ例会報告
- Mieko Arakawa
- 2021年1月24日
- 読了時間: 6分

報告者:鶴秀夫
日 時:2021年1月16日(土) 15:00~17:00
場 所:Online meeting の為 各自の自宅
出席者:山口、戸叶、根岸、福田真、宮崎、荒川、八長、中山、鶴(敬称略) 計9名
Covid-19感染拡大が止まらず、久々のオンライン例会になりました。各自宅のPCでいつもよりはリラックスした会になりました(感じ方は人それぞれですが・・・)。全員が揃うのに少し時間がかかりましたので、待ち時間に各自所要の連絡を取り合ったり、TM根岸からは「今日は大きめの付け睫毛を付けてみましたが、皆さん見えますか?」などの冗談も飛び出しました。やがて参加予定の全員が揃ったので開会です。
本日のTOD TM戸叶の司会で始まりました。
☆President Greeting でTM山口が、新年の挨拶の後にホイッスルを取り出してピピ-。この音と共に開会を宣言しました。この音で皆気和やかに気合が入ったと感じました。
☆Role Takers の紹介TM戸叶が紹介しました。
Toastmaster of the Day …TM戸叶 Grammarian …TM八長
Timer …TM戸叶 Ah Counter …TM根岸
General Evaluator …TM山口 Topics Master…TM鶴
☆Word of the Day は、TM八長が選定した“proactive”です。
この単語の意味、名詞、同義語、反義語の紹介の後にproactive を冠した文例を紹介。各自の発言にこの単語が何回登場するかがカウントされます。
☆Table Topics Sessionは、鶴が担当しました。
Q1 初夢は何でしたか。
A1 (TM中山)初夢はあまり良い夢ではなかったので忘れましょう。 Proactive な夢を見て人生が開けるようになりたい。
Q2 新年の抱負はなんですか。
A2(TM根岸) Be a proactive challenger. 来月はTOD担当でもあり苦手なPCにもproactiveに挑戦したい。
Q3 正月はどう過ごしましたか
A3(TM宮崎) 娘夫婦が訪ねてきたけど出かけずに殆ど自宅で過ごしました。一日中ビール・シャンペン・ワインなどを飲んで楽しい時を過ごしました。
Q4 コロナ禍後に何をしたいですか。
A4(TM山口) やりたいことが沢山ありすぎます。一番やりたいことは、孫に直接会って一緒に遊びたいです。とにかく自由が一番です。
Q5 もしも3つの願いが叶うなら、それはなんですか。
A5(TM八長) 1.英語が流暢になること 2.世界旅行 3.国内旅行 です。
☆Prepared Speech Session
1 TM福田 Title:“(O)MOYAI ”
Pathways level 1, First speech ( 5-7minutes)
「昔貧しい村で起きた悲しくも心温まる話。毎年豊作を祝うために酒を持ち寄っていたが、その年は凶作となり村人は酒が買えずに水を持って行った。村人全員が水を持って行ったために酒樽には水しか入ってなかったという話」と、「話者自身が幼い時に妹弟と部屋や文具を「おもやい(分かち合って)」で使っていた話」からshareについて展開し、今「おもやい」という言葉を聞くと幸せな幼少期を思い出すことと、この言葉に対する親密感を話しました。2008年のリーマンショック後に立ち上がったNPO法人「おもやい」に触れて世界の貧富の差と日本国内で1/6の子供が十分に食べられていないことから、機会があれば援助して欲しいと話しました。尚、「おもやい」即ち「SHARE」の精神を世界中の人々が持てば、貧困による世界のいろいろな問題が無くなると思うと結びました。
2 TM 荒川 Title:“How much is too much?”
Pathways level 1, First speech ( 5-7minutes).
コロナ禍の生活に慣れてきたが、緊急事態宣言が11都府県に発動されて、近いうちに群馬県にも発動されると思うこと。社会は様々な人との関わり合いで成り立っているので、特に若い人達の関心の低さが問題だと思うことからコロナ禍との向き合い方についての話に入りました。
話者が勤務する小学校では、手洗い・マスク・消毒・適度の換気は適切に行っており、これは良いと思う。しかし12月に「昼食の時には子供がマスクを外すので窓を全開にするように」とのお達しが出た。実際にやってみたが、特に寒くて風の強い日には悪い結果をもたらすので、これはやり過ぎだと思う。
目に見えないウィルスとの戦いは暫く続くと思うので、これを正しく恐れながら、適切に対処していこうと思うと、現実的な対処意見を披露してくれました。
☆Evaluation Session
General EvaluatorTM山口の司会で進められました。TM福田のEvaluator はTM宮崎、TM荒川のEvaluator はTM中山が担当しました。
日本に数ある英語学習講座の中で、他人のスピーチの論評が実践で学べることはトーストマスターズクラブの大事な特徴のひとつです。
1 TM福田のevaluation by TM 宮崎
スピーチの流れを追って、その構成や展開の流れが昔の体験と今の社会問題にリンクしていて強いメッセージが伝わってきた。ちょっと苦くも心温まる話だった。また、発音がクリアで聞き取りやすい話し方だった。但し、前置きをもう少し短くして、メッセージの部分をもう少しゆっくり丁寧に話すともっと良かったのではないか。オンラインではアイコンタクトの難しさなどがあるが、話者が図を使った説明が良かったことなどを元に、次のスピーチコンテストに是非出てみることを推奨する。
2 TM荒川のevaluation by TM 中山
ステイホームに慣れてきたことから始まり、TM荒川の明瞭で美しい声のスピーチはとても重要で興味深い内容だった。同じ教員として可愛い児童・生徒をコロナ禍から守るために同様のことをしている。スピーチを聞いて、健康と普通の生活がいかに大切なものかを再び感じている。できればスピーチに、給食で窓を全開にした時の児童の生の声を反映して欲しかった。
☆各Role Taker からの報告
Table topics からEvaluation Session まで、Timerは各自が話した時間を何分何秒。Ah Counter は各自の発言に不要な語や音・ポーズ等がいくつ入っていたか。Grammarian は“proactive”を各自が何度使ったかを報告。
☆General comments by TM 山口
各Role Taker 及び ダブルロールのTM戸叶の努力に感謝しました。
☆Workshop 司会 VPE根岸
How to evaluate effectively – Part2- 実践編 とうたって、事前に全メンバーにメールで予告した通りの論評の勉強を実践しました。
TM山口が”The Image of My Leadership”と題してスピーチ(12月の例会と同じ)。これについて、TM根岸が論評したものを更に保坂さん(論評セミナー等で活躍中。自称「沁みる語り部」)が論評した原稿を、鶴が読みました。その後、保坂さんのご指導を生かして、TM山口の論評を各自が4分で考え、TM福田が代表で自分の論評を英語で発表しました。最後にTM根岸が、ディストリクトが強調している「良い論評が良いスピーチを生む」という考え方を紹介してワークショップを終了しました。
☆Conduct business meeting by TM 山口
3月13日(土)にエリアスピーチコンテストがある。また、Zoomの使用に制限があったので、今日のスピーチのコメントを各自必ずメールで送ること。2月の例会は20日(土)午後3時から。この時にエリアディレクターの山崎さんも入る。TODはTM根岸。尚、次回からZoomは有料のものを使うので、途中退出も無くなり、スムーズなオンライン例会になるものと思うとのこと。
足利トーストマスターズクラブでは新会員を募集しています。ぜひ一度見学にいらっしゃってください。問い合わせのあった方には、直後の回のzoomのミーティングIDとパスコードをお送りします。
それでは、皆さん Stay safe, warm, and happy!
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